TOMMY STYLE

日々感じたことを綴ります。

英語が話せるだけではダメ -英語学習をはじめる上でのポイント-

 「英語ブーム」といえるほど、数年前から英語熱がビジネスマンを中心に盛り上がっていますよね。街の書店のビジネス書のコーナーでは、英語に関する勉強法や、「〇〇日で英語ができるようになる」類の本がたくさん置いてある光景は、もはや稀有ではなく日常に溶け込んでいます。英語を社内公用語として某IT企業をはじめとして、今後はますます英語の需要が高まりをみせることとなるでしょうか。

英語が話せるだけでは、ダメ

どういうことかというと、英語で表現するための内容をきちんと持つ必要があるということです。ネイティブ御用達の言い回しを知っているといった、どれだけ流暢に英語が話せたとしても、その英語を使って表現する中身がスカスカであれば、全く意味がありません。東進ハイスクール英語講師の安河内先生が以前CMにて、「英語なんて言葉なんだ。こんなものやれば誰だってできるようになる!」と言われていました。そうなんです、英語なんて所詮手段に過ぎないのです。肝心なのは、英語という言葉を駆使してでも伝えたいその内容なのです。

英語学習者の挫折要因

よく英語を勉強している人が挫折した話を見聞きします。その中で、失敗する人に共通していることは、英語の勉強そのものが目的となっている人です。もう一度繰り返しますが、英語は所詮手段に過ぎません。英語よりも、何倍も習得が困難な日本語という言葉を流暢に話せる人であれば、本気で取り組めば確実に英語が話せるようになります。しかし、英語学習の最終的な目標が明確でなければ、挫折してしまう可能性が非常に高くなります。

まずは、英語を使っている自分の姿を想像してみる

英語の勉強を始める際に、まずすべきことは、計画を立てることではありません。「なぜ英語の勉強をするのか」を考えることです。そのためには、英語が話せるようになった際の将来の自分をイメージしてみることです。英語が話せるあなたは、どんな場所で、どんな姿で、どんな内容を英語で表現しているでしょうか。あなたが、英語を使って伝えたい内容、英語を使ってしたいことという最終ゴールを明確にすることにより、きっとあなたの英語学習は加速していくでしょう。

 

POINT

ただ英語が話せるというだけではダメ。英語を使って、「何をしたいか」が大事。