ナンパには、コミュニケーションの本質がつまっている

その中で、個人的に参考になった点を挙げていきたいと思います。

第一印象が大事

→明るく元気に「こんにちは」と発声する

相手の発言から意図を汲み取る

→「スッピンだからだめ」→「じゃあスッピンじゃないときならOK!?」

相手がつっこみたくなるようなボケをかます

→ex.　相手の特徴を大袈裟に表現する

相手の興味に合わせた提案をする

→いかに相手のニーズを満たすアイディアを出せるかがポイント

相手が誰であろうと愛想よく会話する

→相手がだれであろうと気軽に声をかけて、愛想よく会話を楽しむ

相手の境遇や気持ちを言い当てる

→合っているか合っていないかは問題ではなく、「ありえなそうな境遇」を提示することで、相手もつっこんでくれる

選択肢は、後者を楽しく見せる

→二つ目の選択肢をとにかく楽しそうなものにする

テンションは高く

→第一印象で「この人といると楽しそう」と思ってもらえると、あとが楽になる

呼び名を決める

→相手の名前を呼ぶことは、親近感を高めるために非常に有効

間接的に褒める

→コミュニケーションを円滑にする

褒めるときは豪快に

→褒めるなら「ボケ」ととってもらえるくらい豪快に褒めちぎる。冗談とも本心とも取れる「幅のある」褒め方のほうが、相手も受け止めやすく、笑いにもつながるので一石二鳥。

質問力を高める

→質問は相手の心を開く手段

おおげさな演技で演出する

→わざとらしいくらいおおげさな演技で演出する

相手が興味を持つトピックで誘う

→勝手に話を進めることがポイント。「○○が好きそうだから、○○しようか！」のように相手の特徴から想像した適当なことを言ってみる。

相手に心から興味を持つ

→「相手のことが知りたい」と思えば、自然と「相手の行動や言葉が示す意図」に気が回るようになっていく

相手の気持ちを代弁する

→相手の気持ちを分かっていることを示せれば、警戒心がとれやすくなる

これらはナンパを行う上での重要な点ですが、それだけでなく、一般的に人とコミュニケーションを行う際に非常に重要な点でもあると思いました。

また、文章中では会話形式によって話が進められており、ナンパの状況を追体験することができ、非常にスラスラと読むことができます。

ナンパのスキルを体得したい方のみならず、コミュニケーションスキルを磨きたいと思っている方にもぜひお勧めしたい一冊です。

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