TOMMY STYLE

日々感じたことを綴ります。

日本では、なぜ外人を見ると英語で話しかけるのか?

どうも皆さんお久しぶりです。

アメリカに留学してから、もうそろそろ1ヶ月が経とうとしております。

そこで、今回は私がアメリカに来てから、ずっと気になっていた件について、書きたいと思います。

それは、私(純日本人)に、誰も日本語で話しかけてくる現地人はいないということです。

いや、当たり前だろ。何言ってんだこいつ。と思われるかもしれませんが、これが日本だと違うです。

 

想像してみてください。もし日本で道に迷っている外国人(西欧風な見た目)に出会ったら、親切なあなたであれば「May I help you?」と声をかける可能性、もしくは声をかけた経験はありませんか?

 

私は正直いって、何度かあります。人には親切にしなさいと幼少期から言われてきた日本人は、どうしても目の前で外人さんが困っていると、助けずにはいられないのです。そして、「日本語よりも英語のほうが、理解しやすのかな」という配慮をしてしまうのです。それは非常に素晴らしいことだと思います。しかし、少なくとも、場所が公用語が日本語である日本国内であれば、日本語で「お困りですか?」と最初は話しかけるのが適当ではないでしょうか。その後に、すごく困った顔をして、「Could you speak English?」と言われれば、英語に切り替えればいいのではないのでしょうか。

 

現在私は、Los Angelsに滞在していますが、ここにはKorea townという地域があります。韓国系のスーパーや、韓国料理屋さんが集まるエリアです。以前にそこで、ある韓国料理屋さんに入って、注文しようとした時、思いっきり韓国語で話しかけられました。その時は、すぐに私が「I can't understand Korean. Could you speak English? 」と言ったことにより、英語に切り替えてくれました。お店の方は、すごく申し訳無さそうに、何度も「I'm sorry,,,」と謝罪してくださったので、私は全く気分を害することはありませんでした。

 

しかしながら、日本人は「とりあえず英語で話しかければ大丈夫だろう」と西欧系の外国人に対して接しますよね。これは、見なおしたほうが良い気がします。私の通っている語学学校には、英語を学びに、ドイツ人、イタリア人、ロシア人など西欧系の外国人がたくさんいます。すなわち、彼らは英語が流暢に話せないのです。そんな彼らに対しては、英語で話しかけるべきではないのかなと思います。確かに日本語よりは、まだ英語のほうが良いのではという意見もあるのかもしれません。しかし、相手が気分を害してしまう可能性がある以上、日本国内では日本語で外国人にも話しかけるのが筋ではないかと思う今日此の頃です。